「有機苗の入手困難さ」を解決し、
有機栽培面積拡大をめざす

鹿児島県の中央に位置する姶良市で、約1,000㎡のハウスで有機JAS法に対応した育苗を行っています。
育苗ハウスを持っていない生産者や新規就農者が、一般ではなかなか流通していない有機苗を入手し、生産に集中できる環境を作りたいとの思いで行っています。
有機苗が安定的に生産者のもとに届けられれば、有機生産者の増加や面積拡大につながると考え取り組んでいます。

年間育苗品目

南瓜・きゅうり・スイカ・ズッキーニ・ニガウリ・シシトウ・ナス・ピーマン・トマト・ミニトマト・白菜・キャベツ・ブロッコリー・レタス類・セロリ・ネギ・さつまいも（紅はるか）など

ハウス内統合環境抑制

農林水産省の「令和４年度スマート農業実証プロジェクト(スマート農業産地形成実証)」の採択を受け、ハウス内環境を自動抑制するスマート農業機器を導入しました。 これによりこれまで課題であった天気の急変への対応を自動で行うことができ、安定供給が可能となります。 また肌感覚や経験則に頼った育苗だけでなく、非熟練者でも育苗できる環境を作っていき、次世代の育成につなげていきます。

育苗事業責任者　上野（うえの）