故 金子美登さんと当社前代表 大和田世志人を偲ぶ会「有機農業の未来に向けて語る」
霜里農場の金子美登さんと、当社前代表の大和田世志人を偲ぶ会「有機農業の未来に向けて語る」が、3月30日(木)東京永田町にて全国有機農業推進協議会により開かれました。
有機農業の道なき道を切り開いてこられた二人が昨年相次いで急逝されたことを受け、その思いを未来につなげるために、国会議員の方々や全国有機農業推進協議会で共に運動をしてきた方々からのお二人の功績やそれらを受けた未来への提言などありました。
大和田世志人と同郷でもある前農水事務次官の枝元様からは、大和田世志人の有機農業を広める情熱とその求心力について、有機農業のあるべき姿を追い求め、また共同代表である大和田明江代表の事も「さん」付けで呼び合うほど人を尊重することのできる方でしたと、鹿児島なまりでお話を頂きました。
農水省生産振興審議官(兼農産局)の安岡様からは、大和田さんとはたくさん話をさせてもらった。有機農業は各地各人で広がっていましたがこれは”点”であり、これからは”面”、つまり地域で進めていかなければならないということを教えられた、オーガニックビレッジ事業が立案実施され、これまでに55か所が手を挙げている。有機農業拡大に国をあげて動き出している。と、お言葉といただきました。
他にも、懇親会などで、取引先様含め多くの方から慰めと激励のお言葉を頂きました。
ここの場をお借りして御礼申し上げます。
社内ではとても身近な存在だった大和田世志人前代表が、こんなにもすごい功績を残し、日本の有機農業をけん引してきた存在だったことを再認識しました。
かごしま有機生産組合は、これから新たな体制で再出発しています。
大和田世志人前代表をお手本に
「わたしたちの志:オーガニックで未来につなぐ」を実現してく所存です。
南日本新聞掲載